Apache 2.2.19 以下では、Range リクエストの処理に DoS 脆弱性(いわゆる Apache Killer )があるので、CentALT で配布されている Apache 2.2系 の(現時点での)最新バージョン Apache 2.2.23 をインストールします。(2.2.21にも脆弱性は多いです。)
CentALT のリポジトリ追加方法は、readme.txtにありますが、記載してあるURLが少し古いです。次のURLでEPELを追加できます。(2013/02/25時点)
rpm -ihv http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm (32bitの場合↓) rpm -ihv http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm
(readme.txt にある download.fedora.redhat.com はもともと dl.fedoraproject.org のエイリアスだったそうですが、2012年2月にこんなアナウンスがあって、以降、 dl.fedoraproject.org を使うように、との事です。)
/etc/yum.repos.d/epel.repo を vi で開いて enabled=0 に変更し、通常時は使わないようにします。
次に CentALT の .repoファイルを記述します。ここでも、readme.txt に書いてある内容とは違って、 enabled=0 に変更しています。
vi /etc/yum.repos.d/centos.alt.ru.repo
で、
[CentALT] name=CentALT Packages for Enterprise Linux 6 - $basearch baseurl=http://centos.alt.ru/repository/centos/6/$basearch/ enabled=0 gpgcheck=0
と書いて、保存。
yum install httpd --enablerepo=CentALT
だと、Apache 2.2.23 が、
yum install mysql-server php php-mysql php-mbstring --enablerepo=CentALT
だと、Apache 2.2.23, MySQL 5.5.29, PHP 5.3.21 がインストールされます。
- 2012.4.18
-
以下を追記、変更。
- CentALTで提供されている MySQL のバージョン変更 5.5.20 → 5.5.23
-
- http://www.apache.jp/news/apache-http-server-2.2.22-released
- http://lists.fedoraproject.org/pipermail/announce/2012-February/003040.html
へのリンクを追加
- 2013.2.25
-
以下を変更。
- epel の RPM のURLを更新
- CentALTで提供されている Apache のバージョン変更 2.2.22 → 2.2.23
- CentALTで提供されている PHP のバージョン変更 5.3.10 → 5.3.21
- CentALTで提供されている MySQL のバージョン変更 5.5.23 → 5.5.29
[…] CentOS 6.2 に yum で Apache 2.2.22 をインストール | Javable.Jp […]
[…] — Takashi Sato (@tksst1024) April 25, 2014 (Twitterページに飛ぶと上記ツイートの返信として詳細が載ってます) Apacheの設定を変更しなきゃいけないんだけど、新しいバージョンじゃないと設定できない。 CentOSのApacheは古い! ということでリポジトリを追加してyumアップデートや! 最新のApacheをインスコするためにはCentALTリポジトリ利用 かつこれにはEPELリポジトリも必要なので追加 参考サイト(http://www.javable.jp/blog/225.html)を見ながら導入 […]
[…] に管理したいこともあり、YUMで行きたいと思います。 ちょうど参考サイトがありましたので、以下を参考に進めさせていただきました。 参考: CentOS 6 に yum で Apache 2.2.23 をインストール […]